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ドッグフード初心者のために

ゴールデンレトリバー用のドッグフード

ペットランキングに常に上位に食い込むほどの人気犬種であるゴールデンレトリーバー。
人間との協調性に優れ、盲導犬として訓練されて活躍している姿は多くの人が知っている事実です。
小さな子供の側に寄り添うなど、非常に優しく穏やかな性格の持ち主でありながら、体は大きく太い首と強靭な四肢を持っています。
今回は、そんなゴールデンリトリバーのドッグフード選びのポイントについてご紹介します。

現状のドッグフードが体にあっているか?

現状のドッグフードが、愛犬にあっているかどうかを見極める簡単な方法があります。
それは、「ウンチの観察」です。
ドッグフードが合っていない場合、下痢や硬いウンチがでる場合もあります。
理想的なウンチの硬さは、硬すぎず柔らかすぎず、適度な硬さです。
毎日観察することで、愛犬の適度な硬さを知っておきましょう。
わからない場合は、掛かりつけの獣医に相談するのもひとつの方法です。
病気でなくても、気になる場合は相談してみましょう。

白内障予防成分の含まれるドッグフードを選択しましょう

ゴールデンリトリバーは、遺伝的な白内障になる可能性が高い犬種です。
白内障は、進行すると緑内障を併発する場合があり、放っておけば失明してしまいます。
白内障を予防するためには、ビタミンA、ビタミンB群、といった抗酸化作用の高い栄養素が含まれるドッグフードを選択してあげましょう。
ドッグフードの中に、粉末の青汁を少しだけ混ぜるのも良いアイデアです。

遺伝的な股関節の病気を持っています

白内障だけではなく、ゴールデンリトリバーは遺伝的な股関節の病気を持っている犬種です。
具体的には、「股関節形成不全」と呼ばれる症状が現れる可能性が高くなります。
股関節形成不全になると、腰骨と太ももの骨がうまく噛み合わずに脱臼しているような状態になるため、モンロー・ウォークのようにおしりを振るような歩き方をしたり、足を引きずったり、まっすぐに座れない等の症状が現れます。
症状が進行すると、自らの体重で腰に負担がかかり、股間や腰に痛みを伴う場合があります。
この病気を予防するためには、普段から体重をコントロールし、適正体重を維持する必要があります。
カロリーの高いオヤツやドッグフードを与えず、肥満を防止するように心がけてあげましょう。
高タンパクで低カロリーなドッグフードが理想的です。

アレルギーにも注意しなければなりません

ゴールデンレトリバーは、アレルギー症状のでやすい犬種です。
特に、穀類によるアレルギー症状が多く、ドッグフードに含まれる穀物が引き金になりやすいと考えられています。
穀類不使用をうたっているグレインフリーのドッグフードも考慮に入れましょう。
しかし他のアレルゲン原料が混ざっている場合がありますので、購入する際には飼い主が注意して成分を確認するようにしましょう。

大きな体で強靭な雰囲気を醸し出しているゴールデンレトリバーですが、実際は病気にかかりやすいとても繊細な犬種なのです。
いつまでも長生きしてもらうために、食事による体重調整やアレルゲン対策を心がけてあげましょう。