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ドッグフード初心者のために

ヨークシャテリア用ドッグフード

ヨークシャテリアは日本だけではなく、世界でも人気の犬種で「動く宝石」とも称される美しい毛並みが特徴です。
ヨーキーという呼び方でも親しまれています。
今回は、そんなヨークシャテリアのドッグフード選びについて、ポイントをご紹介します。

食欲促進を促すドッグフードを選びましょう

ヨークシャテリアの飼い主に多い悩みが「少食」というものです。
食べる量にもムラがあり、食べる時と食べない時の量の差が極端だったりします。
その原因の多くは、飼い主によるオヤツの与えすぎや運動不足といわれています。
オヤツを多く与えすぎると、食事のタイミングでお腹が空いておらず、少量しか食べることが出来なくなってしまいます。
ヨークシャテリアは小さな体ですので、オヤツを少し食べただけでも、時間を置くとお腹が空いた状態が薄れてしまうのです。
さらに、お世辞にもオヤツは栄養バランスに優れているとはいえません。
やはり、栄養バランスを考えるならばオヤツではなく、ドッグフードでの栄養摂取を心がけましょう。
食欲促進を促すドッグフードとは、「高タンパクで穀類の少ない」ドッグフードです。
ドッグフードの好みには個体差がありますので、ドライタイプやウェットタイプなど、複数の種類から一番食いつきの良い物を探し出しましょう。

下痢に注意してドッグフードを調整しましょう

ドッグフードが合っていない場合、下痢の症状が出てくる場合があります。
また、別の要因として、ヨークシャテリアは小さな体が特徴の犬種ですので、量を多く与えてしまった場合に消化不良を起こし下痢になってしまいます。
与えるドッグフードは、豊富な栄養素を少量で摂取できるものが理想的です。

骨と関節をケアする成分を考慮しましょう

ヨークシャテリアは他の犬種と比べると、骨が弱い傾向にあります。
骨折しやすく、膝蓋骨脱臼になる可能性も高いです。
これは遺伝的なものなので、どうしようも無いのですが、普段から予防を意識した食事を考えて対策を行いましょう。
骨や関節をケアする代表的な成分は下記のとおりです。

・コンドロイチン
・グルコサミン
・カルシウム

上記成分が含まれているドッグフードを探し、適量を与えるようにしましょう。

気管虚脱や糖尿病予防を考慮しましょう

気管虚脱や糖尿病は、主に太り過ぎにより発生率が高くなります。
そもそも、ヨークシャテリアは気管虚脱と糖尿病に掛かりやすい犬種として有名です。
気管虚脱は、気管が潰れたように変形し、気道がうまく確保できない病気です。
糖尿病は人間と同様日、インスリンの分泌に異常をきたし、糖分を上手に分解できなくなってしまいます。
太り過ぎの対策として、「低脂肪で低カロリー」なドッグフードをを選択してあげましょう。
健康を維持するための適正体重を守れるのは、外ならぬ飼い主しかいません。
たかがドッグフード、されどドッグフードです。
病気や怪我をする前に、ドッグフードで健康管理と予防を考慮してあげましょう。