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ドッグフード初心者のために

カナダ産のドッグフード

カナダ産のペットフードは質が良いといわれますが、そんなに何が良いのでしょう?
今回は、カナダ産のドッグフードについてご紹介させていただきます。

一般に出回っているドッグフード

ホームセンターのペットコーナー等に置かれているフードに印字されている製品の成分表(原材料)をご覧になったことがあるでしょうか? 原材料の中に、「穀物」「豆類」の記載があるフードが多く見られます。
実は、穀物と糖類は、「餌のかさ増し」として混ぜられる原材料であり、犬にとって必ず必要な食材ではありません。
成分表に記載されている食材の表記は、含有量の多いものから順番に表示されるのが一般的です。
私が近所のペットショップでリサーチした所、多くのフードで「穀物」の含有量が一番多い結果となりました。

本来の犬の食生活を紐解いてみましょう

そもそも犬にとって一番大切な栄養素は何なのでしょうか? 犬にとって一番必要な栄養素は動物性のタンパク質です。
従って、本来の犬は、肉をベースにした食事を取らなければなりません。
犬の本来の姿は狩猟による小動物の捕食です。
つまり、そもそも炭水化物(穀物)を受け付ける体の構造になっていません。
事実、犬の腸の長さでは炭水化物を満足に消化することが出来ないのです。

結論として、犬が求める理想的な食事は、

・少ない炭水化物
・豊富な動物性蛋白質

となります。

何故カナダなの?

世界で一番理想的な牧草農産地として有名なのが、カナダにあるアルバータ州の牧草農地産です。
この地域で取れる野菜と果物は世界最高品質と言われています。
実は、いくつかの世界的に有名なフードメーカーの工場が、この地方の近くに集中しています。
犬は肉食動物であると先に説明したばかりですが、何故、優秀な「牧草農産地」が注目されているのか。
その理由は、牧草農産地で取れる野菜や果物が、犬が狩りをする対象となる「草食動物の品質」に影響するからです。
つまり、犬にとっての良質な餌が育つ地域ということになります。
さらに、牧草農産地で栽培されている果物や野菜は、犬の健康状態を維持するために必要な「ビタミンB」「ミネラル」「酵素」といった抗酸化作用や保護作用のある栄養素を効率よく含んでいるため、フードに混ぜることでバランスに優れた良いフードを作ることが出来ます。

優秀なフードメーカーがカナダを拠点にしている

カナダが、犬の食生活にとって非常に優秀な地域であることは理解できそうです。
しかしながら、それだけの理由で「カナダ産」が注目されているのでしょうか? 実は、カナダ産が注目されている理由は他にもあるのです。
世界でもトップクラスと評価されるドッグフードメーカーの多くが、カナダの優秀な牧草地帯にフード工場を建設し、優秀なフードを開発して出荷しています。
小麦やトウモロコシを一切利用せず、必要不可欠な栄養素を補えるだけの果物と野菜をミックスし、可能な限りの良質な動物性蛋白質を多く含むフードが日々開発されています。

世界中を見渡してもカナダほど恵まれた牧草農産地は無く、優秀なフードを開発しているメーカーほど、こぞってカナダに工場を建設し、愛犬に安心して与えることが出来る高品質なフードを製造してくれています。
穀物や添加物が入ったフードを食べているからといって、必ずしも病気になったり寿命を縮めると判断するべきではないと思いますが、可能な限り、安心・安全に気を配った食事を与えてあげたいですね。